2014年05月15日

JCS、関東デュエルフェスタの使用デッキの話 前編

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・メインデッキ(40枚)

裁き×3 征竜×4 ディアボロス×2(9枚)
ガロス、ジェイン、ライラ、エイリン、ミネルバ、ライコウ各1 ライデン×2 ルミナス×3(11枚)
コアキメイルドラゴ×1 デブリ×1 エクリプス×2(4枚)
超電磁×1 ネクロガードナー×3(4枚)
カードガンナー×2(2枚)
ソーラーエクスチェンジ×3 大嵐、手札抹殺、黄金櫃、蘇生、援軍(8枚)
ブレイクスルースキル×2(2枚)

・エクストラデッキ

ブラックローズ、月華竜、ミカエル(3枚)
スターダスト(関東ではディサイシブアームズに変更)、スクラップ、クリムゾンブレーダー(3枚)
トリシューラ(1枚)
リヴァイエール(1枚)
深淵に潜む者、チェイン、ビュート、カステル、ダイヤウルフ(5枚)
ビッグアイ、ドラゴサック(2枚)

・サイドデッキ

コアキメイルドラゴ
増殖するG×2 D.D.クロウ×2 エフェクトヴェーラー×2
ブラックホール サイクロン×2
トラップスタン×2(JCSの時は一枚ライコウ) 虚無空間×3



ライトロードです。
世間的にはライロ征竜と分類されるのかもしれませんが、ライロ征竜がとっていた征竜のチューナーをサーチしてシンクロモンスターを擁立して相手に処理を迫り、そこで消耗させたアドバンテージとライフを後続の裁きの龍で薙ぎ払う戦法が取れなくなっているので、定義としてはライトロードであると思われます。
カオスライロというジャンル分けをした場合のカオスソーサラーのような立ち位置に征竜が存在していると考えていただけるとわかりやすいかと思います。

本デッキのライフを削る手段は大きく3種類。
1.征竜を絡めたビートダウン&エクシーズ
2.下級モンスターによるシンクロ&エクシーズ
3.裁きの龍を絡めたワンターンキル
順を追って見ていきましょう。

1.征竜を絡めたビートダウン&エクシーズ

全て制限カードになってもなお強力な征竜モンスターですが、その姿はライトロードでも健在です。
征竜モンスターの役割は、打点を活かした盤面の解決、開いた場からライフを大きく削る、除外ゾーンへのカードの配置、エクリプスワイバーンの起動の4点です。
ライトロードのフィニッシャーたる裁きの龍を確実に手札に入れることができるエクリプスですが、墓地に落すのは簡単なのに除外する手段を確保するにはどうすればいいか。これはエクリプスを使用するデッキ全ての悩みと言えます。開闢等での召喚条件による除外はその特殊召喚モンスターを手札に持たなくてはならず、『確実に』という条件を満たせません。除外ゾーンで裁きが動けないという事はザラで、これは良いと言えません。
その点征竜は墓地にさえ落としておけば、その効果でエクリプスを除外できるので、エクリプスで待機させた裁きは、ゲームが続いてさえいれば確実に手札に加える事ができます。これが征竜を採用する最大のメリットであると考えます。

ライトロードデッキの征竜と通常の征竜デッキの征竜の最大の違いは『除外ゾーンのモンスターを利用した展開方法』です。ライトロードの基本的なルミナスによるリヴァイエールを使用した展開バリエーションに絡める事ができます。
デブリドラゴンを用いてシンクロを行う。エクリプスを用いてエクシーズを行いつつ、更に裁きを追加する。コアキメイルドラゴを戻して特殊召喚を牽制するといった分岐に派生し、また、除外行為を行う征竜自身はルミナスのコストにして墓地に落としても発動できるため無駄が非常に少ないのです。

さて、各征竜の役割は基本的に墓地のドラゴンをアドバンテージに変換する事なのですが、レドックスとテンペストの二枚はブラスターとタイダルではできない仕事があります。
レドックスは、他の3枚とは違ってメインデッキに地属性のモンスターが居るので、手札から捨てて効果を使うことがあります。また、カードガンナーの分で他の征竜よりも再生できる回数が他の征竜より一回分多く用意されているので、余程緊急時でない限りレドックスを除外してはいけません。
レドックスを再生する場合、上手くすれば手札に戻ってくるので、これも狙えるなら狙っていきます。一度使用して墓地に行ったミカエルを蘇生すればシャドール戦で強力な戦力になります。
テンペストは、除外する事でデブリかコアキメイルドラゴのどちらかにアクセスできます。黄金櫃の採用はこの効果での圧縮を期待したものです。そして、風属性ドラゴンと揃える事ができた場合、デッキから直接裁きの龍をサーチする事も可能なので、サーチしたり素引きした場合の安心感は他の征竜を上回ります。
風属性である重要なポイントはほかにもあり、カステル、サック、リヴァイエール等のよく使うエクシーズモンスターには種族はドラゴンではないものの風属性のものを多く採用しており、エクシーズを用いて攻めている場合にはレドックス同様に再生回数が他より多くなります。
これらを踏まえた上で正しい征竜の運用を行いましょう。残念ながら僕自身はわりと下手くそです。

2.下級モンスターによるシンクロ&エクシーズ

主にルミナス、デブリ&ガンナー等の下級モンスターを組み合わせてシンクロやエクシーズを行って有利な状況に持ち込む繋ぎの戦いがこれに該当します。
防御カードスロットに該当するネクロガードナー、超電磁、ブレイクスルー等でライトロードやカードガンナー等のデッキからカードを落すモンスターを上手く維持し、相手に除去を迫るために無理なエクシーズをさせるのが理想です。
もちろん、ライトロードなんて結局はバニラモンスターの集団と大差がないので、落ち方が悪ければ壁にすらなりません。
適当に落すだけ落せればどんなに下級を維持していようがブラックローズ辺りでぶっ飛ばしてドラゴン達で瞬間的に押し込むくらいの割り切りで行きましょう。
単体で多数展開が可能なモンスターはルミナスとデブリのみなので、ルミナスを持てずに下級が嵩張った試合は基本的にどうにもなりません。僕がルミナスを最も大切と言う理由のほとんどはこうした点からです。

今回ルミナスを用いるに際して、使用した展開例を挙げていきます。

・ルミナス、ルミナス、ライデン
リヴァイエール+ライデンとする事で、除外されたライトロードやドラゴンを戻して墓地を調整します。
☆4を戻してチェインを組む事で、ライトロード3種を揃えるかエクリプスを落として裁きを待機させるか征竜を落とす事ができ、スクラップドラゴンを作ればリヴァイエールを破壊してテンペストのコストを用意してスクラップブラスターテンペストの28+28+24のワンキルが見えます。
防御向けの展開方式として、リヴァイエールでネクロガードナーを戻して月華竜を出す事ができます。

・ルミナス、ルミナス、ミネルバ
ぶっちゃけほぼトリシューラでいいって言われる展開ですが、変形展開で総打点がかなり違います。
ルミナス+ミネルバでリヴァイエールを組み、デブリを返してミカエルに繋いだ場合のダメージ量は18+26で4400となます。手札1枚分のアドバンテージを捨てるに見合うと言えます。
ルミナス二枚でリヴァイエールを組んだ場合、エクリプスを返して同じくミカエルに繋いで18+26とする事ができます。この場合の利点は1枚のエクリプスを通じて二度裁きを待機させられる事にあります。
4400ダメージの良いところは、征竜が絡んだ場合に6000〜7200のダメージを持っていける事ですね。
この4400ダメージを狙う展開には発展型のオーバーキルパターンもあります。実際に使うのは稀ですが一応。
ルミナス二枚でリヴァイエール、征竜×2を呼び出しドラゴサック、トークン展開。
これで場のトークン×2とミネルバでトリシューラ。18+27+26で7100に到達するので、リヴァイエールで何を戻しても大抵キルに届き、サック自身リリースで追加で場を破壊してテンペストのコストに変換しても良いでしょう。二枚場を空けつつタートルをケアしてキルに届きます。
シャドール戦で裏守備が2枚居て処理できない!牙王が邪魔!なんて時は征竜の枚数を確認してみると、意外と綺麗にワンキルできるかもしれません。決まると非常にかっこいいです。

さて、ルミナスの事になるとちょっと熱くなるんですが、忘れそうになってるデブリの事もちゃんと書かないといけません。
デブリの役割はシンプルです。
場にレベル3を残してトリシューラをチラつかせる。
往年のデブリガンナーによるブラックローズから、征竜や裁きでごっそりライフを持っていく。
超電磁を釣ってヴェルズビュートによる強襲をかける。
要は場のカードを一枚でどうにかしてもらうわけです。わかりやすい。
シークレットなテクとして、レドックスとカードガンナーを捨ててガンナーを特殊召喚する事で、罠を牽制しつつこれらのシンクロへ繋がります。ライコウを釣ってトリシューラなんかは結構オシャレですね。

今回のライトロードの選択の話もここでしておきます。
ジェインは征竜のコアキメイルドラゴを単体で処理できる点から。
ガロスはハルベルトを含むテラナイトデッキの下級単独に処理されにくい点から。
ライデン2は、初動になるモンスターがカードガンナーが存在するので、あまり被るのも困り物なので援軍込みで合計5枚くらいを目安にした結果。
ライラは最近ずっと1。最近強力な1800ラインが多いので初手にすら立てにくいので種類換算できればいいです。
エイリンはとりあえずの1。横になって引きこもるダーククリエイターやフォークヒュークを始末したりできるかも程度で、よくサイドアウトされます。そういう枠。
ルミナスは先に書いたとおり。
ミネルバは3チューナーとしての用途以外がそこまで強くないので1。種類としてしか見ないならかなり優秀だけど、ドラゴサックと組み合わせた場合以外だと召喚したくはないので。
ライコウもほぼ数合わせ。たまに☆2である事が役立ったり、リバース効果もとりあえず置く際に無駄になりにくいので選択。
ライトロードの枚数の目安はいつも10枚前後で、デッキの総枚数の1/4。4枚に1枚くらい来ればいいやくらいの感覚です。あくまでこれは感覚ですので、確率的にどうとかあったらそっちが正しいかもしれません。
不採用メンバーですが。
グラゴニスは渓谷不採用なので見送り。
ケルビムは場にリリース残らないわ破壊して美味いものが少ないわで不採用。
ウォルフとフェリスは初手で浮くカードがこれ以上増えるのは困るので不採用。
オルクスはガロスと協議した結果、最大値の高さでガロスの方が便利だと思ったので不採用。
シャイアは初期打点の低さで見送り。デブリと組ませやすいのでなしではなさそう。
ジェニスは7期以降のテキストで再販がないので不採用。
ライニャンはストレージのマスコットなので不採用。
と、このような判断が下されています。

3.裁きの龍を絡めたワンターンキル

ライトロードは古いジャンルですので、どうしても現行デッキと比べると安定性やパワーが落ちてしまいますが、唯一裁きの龍だけは桁違いの強さを発揮します。
裁きを確実に通すのか、裁きの後の展開を通すのかを的確に判断して攻めていきたいところですが、一番良いのは複数拾っておいて連投する事です。イージーウィンできればそれがベストですし、それがライトロードの本来の勝ち筋です。
防御カードを採用しにくいのが現代においてライトロードに有利な点であると考えています。かかしフェーダーが横行していた前期などはそのケアを慎重にしなければいけませんでしたが、昨今はそうしたカードを採用し辛い傾向にあるので、隙あらば8000ギリギリラインでしっかりワンキルしていきましょう。
ちょっと変わったといえば、自分でプレイしているとオーバーキル気味に仕掛けている場合に裁きを配しない事が多いです。仕留められない場合に、大抵の場合次の自分のターンが来たとして場にカードが残る事がほぼないからです。
相手が生きている内はもちろん反撃を受けるので、そういった二の矢の役を持つのも裁きの龍です。

そういえば、今回はライトレイ・ディアボロスとかいうきな臭いカードもありますけど、これに関してはまた別の記事にて。



さて、どうやって勝ちを目指すかを決めるとデッキはより明確な過程を作る手段を求めてきます。
繰り返し調整している段階で問題になっていた負け方をどうにか補修できないかと頭を捻っていましたが、あまりいい結果に結びつきませんでした。
それらの紹介などを次の更新でお話します。
それでは、後編に続きます。
posted by リア at 08:06| Comment(0) | デッキレシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする